内湾調査令和2年4月 イシカワシラウオが採れました

内湾調査令和2年4月 イシカワシラウオが採れました

 St.1(羽田洲)で湾奥では珍しいイシカワシラウオSalangichthys ishikawae(写真1)が1尾採取されました。最近の調査では本種は平成29年4月と30年3月にやはりSt.1で1尾ずつ採取されており、今回の調査でも東京湾奥に生息していることが確認されました。なお、近縁のシラウオ S. microdonについては、当所では昭和27年の採捕記録がありますが、その後は湾奥での採取記録はなく、寂しい限りです(「東京湾便り」の関連記事:「平成29年11月 シラウオに似たハゼ科のシロウオ」、「平成24年3月 標本室に60年間眠っていたシラウオの標本」)。

その他、ハゼ類ではエドハゼGymnogobius macrognathosがSt.1を中心に合計で648尾と、他の8種のハゼ類(合計52尾)に比べて際立って多く採れました。コノシロKonosirus punctatus(写真2)は、昨年は卵ばかりで仔魚が殆ど採れなかったのですが、今回は全ての地点で仔魚が採れ、合計で60尾になりました。

写真1 イシカワシラウオ(St.1、格子の1辺は5㎜)

写真2 コノシロ(St.1、格子の1辺は5㎜)

図1 調査地点

内湾水質調査結果 令和2年4月17日

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